Column
AGEは強い毒性があり、肌・血管・内蔵・骨などに蓄積してしまうと様々な老化や病気を引き起こす要因となります。
【1】シワが増える
AGEは肌のハリを保つコラーゲン繊維を破壊し、肌の弾力を奪い、結果、シワを生成することに。
【2】シミやくすみが進行
糖化によって生まれた老廃物が皮膚の細胞に定着してしまうと、シミやくすみとなり、結果、肌の透明感が失われます。
【3】動脈硬化のリスクを高める
血管組織が糖化によって劣化すると、血管壁に炎症が生じ、動脈硬化のリスクが高まります。動脈硬化が進めば、心筋梗塞や脳梗塞などの深刻な病気を引き起こすことに。
他にも、腎機能の低下、糖尿病・骨粗鬆症・アルツハイマー型認知症との関連も指摘されるなど、AGE(糖化)は老化と病気発症の大きな要因の一つと考えられています。
① 糖分を控える
AGEは肌のハリを保つコラーゲン繊維を破壊し、肌の弾力を奪い、結果、シワを生成することに。
② 調理方法に工夫を!
AGEは体内で作られるだけでなく、食品そのものにも含まれています。
AGEの含有量の目安になるのは、調理法です。
加熱温度が高い調理法で作られた料理ほど、AGEの量は増えていきます。
「ゆでる」→「焼く」→「揚げる」の順番でAGEの含有量がアップします。
③ 食べ方に工夫を!
一緒に食べることで、AGEの身体への吸収を抑える効果が期待できる食品があります。
きのこ類・ブロッコリー・さくらえび・カッテージチーズなどです。
同じジャガイモでも、約90倍もの含有量に差がある!
<AGE含有量>
ゆでたジャガイモ:17KU
フライドポテト:1577KU
同じ食材でも加熱の方法によってAGEの量をコントロールすることができるのです。
※糖化度はKU(キロユニット)という単位で表示されます。
④ 食後に運動
身体にAGEが生まれやすいのは食後1時間後。これは食後30分から1時間で血糖値が上がり「糖化」が起こるためです。この時に運動によって「糖化」のリスクを抑えることができます。食後30分から1時間の有酸素運動が有効です。
⑤ 飲酒・喫煙を控える
食生活以外にも、アルコールの摂取や、タバコ、睡眠不足、ストレスなどがAGEを増やす要因と考えられています。飲酒はほどほどにして、喫煙はできれば止めましょう。
糖化が肌に影響を及ぼすと、実際の年齢よりも老けた印象を与えることになります。
シミ・しわ・くすみ・たるみなどが代表的な症状です。
生活改善と並行して、お勧めしたいのが、医療機関での美肌治療!!!
当院で行っている美肌治療の一部をご紹介いたします。
糖化によってダメージを受けたお肌を根底から改善し、若返らせてみませんか?
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<この記事の監修ドクター>
南部 正樹 医師
(日本形成外科学会 日本形成外科学会専門医)
経歴
平成10年 防衛医科大学校卒業
平成10年 防衛医科大学病院 形成外科入局
平成22年 中央クリニック 院長就任
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院長 南部 正樹
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