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気になる二の腕のぶつぶつ(毛孔性苔癬)を治療で改善!

ぶつぶつが気になって二の腕が出せない!

半袖やノースリーブなど薄着の季節がくると気になるのが二の腕のぶつぶつです。
二の腕のぶつぶつがコンプレックスで露出のあるファッションは挑戦できないという方も多いのではないでしょうか。

二の腕の赤いぶつぶつやザラつきなど、二の腕の肌トラブルを気にしている方に向けて、ぶつぶつができる原因や、クリニックで行なっている改善治療について解説します。ぜひご参考になさってください。

二の腕のぶつぶつは毛孔性苔癬

そもそも二の腕のぶつぶつの正体は何なのでしょうか。

腕のニキビだと思っている方もいますが違います。

ぶつぶつの正体は毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)という皮膚疾患です。

毛孔性苔癬は、本来なら肌のターンオーバーで剥がれ落ちるはずの角質が剥がれずに毛穴周りに残り、角栓となり毛穴が詰まることで生じます。

この詰まった角栓の先端部が表皮に突出し、肌色から褐色調の丘疹(ぶつぶつやボツボツ)ができる事で、肌表面がざらざらとした状態になり毛孔性苔癬となるのです。

毛孔性苔癬は二の腕以外に太ももや背中にもできます。

若年層の乾燥肌や敏感肌の方によく見られる症状で、年齢を重ねると症状が落ち着く傾向にあります。

毛孔性苔癬は他人にうつる皮膚疾患ではなく、痛みや痒みがないのも特徴です。

二の腕の毛孔性苔癬ができるのはなぜ?

実は二の腕に毛孔性苔癬ができるメカニズムははっきりとは解明されていません。
しかし、いくつかの要因が考えられています。

要因として最も有力なのは、遺伝による発症です。

両親のどちらかが毛孔性苔癬を発症していた場合、高確率で子どもも発症することが判っています。

次に考えられる要因は、ターンオーバーの乱れです。

通常なら約1ヶ月周期で古くなった肌表面の角質が剥がれ、新しい皮膚へ生まれ変わるのですが、このターンオーバーの仕組みが乱れることで、古い角質が毛穴周りに残り、毛孔性苔癬を引き起こすと考えられています。
この場合のターンオーバーが乱れる原因は未だ解明されておらず、遺伝やホルモンバランスが関係していると考えられています。

二の腕のぶつぶつを改善するおすすめ治療法

二の腕のぶつぶつ(毛孔性苔癬)を改善するための治療方法はいくつかありますが、当院ではダーマペン4フラクショナルレーザー治療をおすすめしています。
患者様の症状やご希望に応じて、適した方法をご提案いたします。

ダーマペン4による毛孔性苔癬の治療

ダーマペン4は髪の毛よりも細い極細針で真皮に無数に微細な穴を空けることで、肌が本来持つ再生能力を高め、肌の修復過程でコラーゲンやエラスチンを増やし、綺麗な肌を再生させることができる治療です。

ダーマペン4は肌が本来持つ治癒力を高める効果がありターンオーバーを促進させるため、毛孔性苔癬の悪化を防ぎ症状を改善する効果が期待できます。

毛孔性苔癬の治療では3〜5回程度を1クールとしています。
状態を見ながら繰り返し治療をすることをおすすめしています。

ダーマペンの気になるダウンタイムですが、施術後に赤み・かゆみ・腫れ・内出血・熱っぽさなどが生じる場合があります。いずれも数日から1週間程度で治ります。

ダーマペンの施術後は肌が敏感で刺激に弱い状態なので、ダウンタイム中は極力患部の刺激を避け、紫外線対策も行いましょう。

ダーマペン4 詳しくはこちら→

フラクショナルレーザーによる毛孔性苔癬の治療

当院のレーザーによる毛孔性苔癬の治療は、エルビウムヤグレーザーによるフラクショナル治療を採用しています。

針で肌に小さな穴をあけるダーマペンに対し、フラクショナルレーザーはレーザー熱を用いて、肌に小さな穴をあけて自己治癒力を促す治療方法です。

レーザーによって熱エネルギーを表皮の奥に届け、コラーゲンやエラスチンを再構築させることで肌質改善や毛穴縮小などの効果により毛孔性苔癬を改善していきます。

フラクショナルレーザーでは1度の治療で10〜20%の肌細胞が入れ替わると言われています。1度の治療で症状が全て解消されるものではなく、1~3ヵ月ごとの3~5回程度の施術を繰り返すことで徐々に効果が現れてきます。

麻酔クリームを塗っての治療ですので、治療自体の痛みはありません。

フラクショナルレーザーの気になるダウンタイムですが、施術後に赤みが2~3日生じます。赤みは1週間程度続くので軟膏とガーゼ保護が必要になります。また照射後、少なくとも1ヶ月はしっかりと紫外線対策をすることが重要です。

フラクショナルレーザー 詳しくはこちら→

今回は当院がおすすめする毛孔性苔癬の治療法をご紹介しました。

二の腕のぶつぶつ(毛孔性苔癬)は難治性の皮膚疾患ですが、根気良く治療を続けることで改善することが期待できます。

当院では他にも、お客様の肌状態に合わせた治療法を各種ご用意しております。


まずはお気軽に無料相談へお問い合わせください。

<この記事の監修ドクター>
南部 正樹  医師
(日本形成外科学会 日本形成外科学会専門医)

経歴
 平成10年 防衛医科大学校卒業
 平成10年 防衛医科大学病院 形成外科入局
 平成22年 中央クリニック 院長就任

監修医師紹介ページはこちら

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監修者紹介

院長 南部 正樹

院長 南部 正樹

医学博士
日本形成外科学会 日本形成外科学会専門医
防衛医科大学校病院 形成外科 技術指導医
中央クリニック技術指導医

私たちは多くの患者様に‘気軽に通えるクリニック’、‘相談しやすいクリニック’を目指して日々治療や施術、カウンセリングをはじめ、リラックスできる空間づくりに心がけております。お一人ずつ患者様のご希望に合わせた治療、安全な治療、最善の治療をご提供できるように私も医師として日々努力してまいります。
私たちのクリニックが皆さまにとって‘信頼できるクリニック’でありましたら幸いです。どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。

経歴

  • 平成10年防衛医科大学校卒業
  • 平成10年防衛医科大学病院 形成外科入局
  • 平成22年中央クリニック 院長就任

中央クリニックグループのHPはこちら

<現在>
平成24年7月
美容外科形成外科川崎中央クリニック院長就任
防衛医科大学校病院 形成外科 技術指導医
中央クリニック 技術指導医
日本抗加齢医学会専門医

資格・所属学会

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